気動車きどうしゃ
(ディーゼルカー)

特急・急行型気動車とっきゅう きゅうこうがたきどうしゃはこちらです。

しゃしん せつめい
 1.一般型気動車いっぱんがたきどうしゃ
 20けい  国鉄
 国鉄こくてつ液体式気動車えきたいしききどうしゃとして登場とうじょうした10けい改良かいりょうして1957ねん登場とうじょうし、一般型気動車いっぱんがたきどうしゃ決定版けっていばんとして大量たいりょうつくられ、全国ぜんこく活躍かつやくしました。
 現在げんざいは、盛岡地区もりおかちく大糸線おおいとせんのこるだけとなりました。
 35けい  国鉄
 大都市だいとしのまわりは、まだ電化でんかがすすんでいなかった1961ねん千葉地区ちばちく奈良地区ならちく増発ぞうはつのためにつくられました。
 気動車きどうしゃでははじめて、1りょうに3つのドアがもうけられました。
 車両しゃりょうふるくなってきたので、現在げんざい久留里線くるりせんのこるのみとなりました。
 45けい  国鉄
 20けいにつづいて1966ねんつくられた車両しゃりょうで、近代的きんだいてき四角しかくいデザインになっています。
 しかし、20けいほどはつくられなかったので、部品ぶひん維持いじむづかしく、富山地区とやまちくでわずかにのこっているだけでしたが、2003ねんがつ廃止はいしになりました。
 40けい  国鉄
 10けいや20けいふるくなってきたので、それをきかえる目的もくてきで1977ねんからつくられました。普通列車用ふつうれっしゃようでははじめて本格的ほんかくてきにスーパーチャージャーをんでいます。
 北海道ほっかいどうから九州きゅうしゅうまでの全国ぜんこく活躍かつやくしてきましたが、一部いちぶあたらしい車両しゃりょうへのきかえがはじまっています。
 キハ31がた  九州
 九州きゅうしゅうのローカルせんはしるためにつくられました。車体しゃたいはステンレスで、そのながさも17m(メートル)とみじかくなっています。
 現在げんざい九州南部きゅうしゅうなんぶでワンマンカーなどとしてはしっています。
 キハ32がた  四国
四国しこくでワンマン運転うんてんをするためにつくられました。車体しゃたいながさも15.8m(メートル)と、国鉄こくてつ一番短いちばんみじかい気動車きどうしゃとなっています。高知・松山こうち まつやま両地区りょうちくはしっています。
 キハ54がた  四国
 国鉄最後こくてつさいごの1987ねんに、北海道・四国ほっかいどう し こ くの2つの地区ちくへのおくりものとして40両近りょうちかくがつくられ、ローカル輸送ゆそうになっています。
 現在げんざいは、北海道東部・北部ほっかいどう とうぶ ほくぶ愛媛西部えひめせいぶでワンマンカーなどで活躍かつやくしています。
 キハ11がた  東海
 JR東海とうかいが1988ねんに、JRでははじめてあらたにつくられた気動車きどうしゃで、エンジンも外国製がいこくせい強力きょうりょくなものをりいれました。
 岐阜・三重ぎふ みえ両地区りょうちくのローカルせんでワンマンカーなどで活躍かつやくしています。
 110けい  東日本
 JR東日本ひがしにほんが、それまでの車両しゃりょうにかわって、ワンマン運転うんてんもできる標準的ひょうじゅんてき気動車きどうしゃとしてつくりました。
 車体しゃたい両側りょうがわ運転室うんてんしつがあるキハ110、片側運転室かたがわうんてんしつのキハ111とキハ112、それとキハ110の車体しゃたいみじかくしたキハ100の4種類しゅるいがあります。
 キハ120がた  西日本
 JR西日本にしにほんのローカル線用せんよう気動車きどうしゃで、乗客じょうきゃくすくない路線ろせんのワンマン運転用うんてんように、やす費用ひようつくれるよう設計せっけいされました。 やすつくるために、バスの部品ぶひん使つかっています。 JRの気動車きどうしゃのなかでは、キハ32とともに一番短いちばんみじかい車体しゃたいです。
 ハ125がた  九州
 JR九州きゅうしゅうのローカル線用せんよう気動車きどうしゃで、キハ120がたおなじように、やす費用ひようつくれるよう設計せっけいされています。 キハ120よりはすこなが車体しゃたいになっています。
 キハ126けい  西日本
 山陰地区さんいんちくのスピードアップのためにつくられた車両しゃりょうで、快速かいそく〔アクアライナー〕として登場とうじょうし、2003ねんからは〔とっとりライナー〕でもはしるようになりました。
 片運転台かたうんてんだいのキハ126と、両運転台りょううんてんだいのキハ121があり、キハ58けいわるあたらしい主役しゅやくとなっています。
 キハ200がた  九州
 筑豊地区ちくほう ち く快速列車かいそくれっしゃ運転うんてんするためにつくられました。急行並きゅうこうなみのなが車体しゃたい強力きょうりょくなエンジンをみ、「赤い快速あか  かいそく」としてデビューしました。現在げんざい青や黄色あお  きいろえて長崎地区ながさき ち くなどでもはしっています。
 キハ201がた  北海道
 札幌地区さっぽろ ち く通勤輸送つうきんゆそうのために、非電化区間ひでんかくかんから乗り入の いれた気動車きどうしゃ電車でんしゃ連結れんけつして運転うんてんできるような制御せいぎょシステムをった車両しゃりょうです。1つのハンドルで、電車でんしゃのモーター・気動車きどうしゃのエンジン・双方そうほうのブレーキをコントロールできます。
 キハ150がた  北海道
 JR北海道ほっかいどうあたらしいワンマン運転用うんてんようつくった気動車きどうしゃです。冷房付れいぼうつきの0番代ばんだい富良野線ふらのせん函館本線はこだてほんせんに、冷房無れいぼうなしの100番代ばんだい室蘭本線むろらんほんせんなどではしっています。
 キハ141がた  北海道
 札沼線さっしょうせん乗客じょうきゃくえてきたので、函館本線はこだてほんせんはしっていた50系客車けいきゃくしゃに、運転室うんてんしつとエンジンを取り付と つけて、自走じそう機関車きかんしゃかれずに自分で走じぶん  はしること)できることで、列車れっしゃ増発ぞうはつができるようになりました。
 1000がた  四国
 四国しこくでもワンマン運転用うんてんようあたらしい気動車きどうしゃつくることになり、1000がた設計せっけいされました。 この車両しゃりょう特徴とくちょうは、座席ざせきがクロスシートとロングシートを千鳥型ちどりがた配置はいちされています。この特徴とくちょうは、7000系電車けいでんしゃにも取り入と いれられています。

車両しゃりょうつくられ、所属しょぞくしたときの会社かいしゃ
国鉄国鉄こくてつ北海道:JR北海道ほっかいどう東日本:JR東日本ひがしにほん東海:JR東海とうかい西日本:JR西日本にしにほん四国:JR四国しこく九州:JR九州きゅうしゅう