しゃしん |
せつめい |
1.特急用車両 |
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7000形 LSE
3000形・3100形に続く第3のロマンスカーとして1980年に登場しました。
3100形とデザインではあまり変化はありませんが、自動回転式シートなど新らしい設備も備えています。
4編成が作られ、現在も全てが活躍中です。
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10000形 Hi-SE
7000形に続いて1987年から登場しました。
当時の流行であったハイデッカー(座席のある床を高くすること)設計になっています。
4編成作られましたが、そのうち2編成は長野電鉄へ移り、特急〔ゆけむり〕として活躍しています。
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20000形 RSE
JR御殿場線へ乗り入れていた3000形〔あさぎり〕の置き換えのため1991年から2編成が作られました。
JR371系と設計を合わせるため、先頭車の展望席はなくなりましたが、かわりに2階建ての車両を2両組み入れています。 |
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30000形 EXE
通勤にも特急を使えるよう展望室をなくし、座席を増やしたデザインになりました。
また途中の相模大野で2つの列車に分割できるよう、小田原寄りが6両と新宿寄りが4両となっています。
現在7編成と一番多いグループになっています。 |
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50000形 VSE
展望室のない特急車両が増え、観光客からの不満もでてきたため、イメージアップとして2005年に2編成が作られました。
柱のない大型窓や木目のインテリアなど、斬新なデザインでマスコミの注目もあびました。 |
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60000形 MSE
東京メトロ千代田線へ乗り入れ用に設計された日本初の地下鉄内有料特急列車として2008年に登場しました。
デザインは50000形に似ていますが、展望席はなく、30000形と同しように6両+4両に分割ができます。 |
2.通勤用車両 |
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5000形
1969年から77年まで作られました。
激しくなる朝のラッシュに急行の8両編成とするため4両編成を2本つなげました。
窓が2段式になっているのはこの5000形が最後となりました。
廃車がすすんだ現在でも急行の新宿寄りの4両で見ることができます。 |
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5200形
5000形の増備車両として1978年から82年まで作られました。
前面のデザインは小田急顔と呼ばれるスタイルですが、窓は2段式から1枚窓に変わりました。
6両編成で、5000形と組んで10両編成の急行として30年近く活躍してきましたが、3000形などの登場で一部廃車が始まっています。 |
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8000形
1982年からは前面のデザインがそれまでの小田急顔をやめて、大幅に変更となりました。
6両編成と4両編成があり、5年間でそれぞれ16本が作られました。
9000形(すでに廃車)と同じく、ヘッドライトが運転台下側にあります。
この形式でアイボリー色の車体は最後となりました。 |
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1000形
9000形にかわる東京メトロ千代田線への相互乗り入れ用として1988年に登場しました。
VVVFインバータ制御・ステンレス車体など、その後の小田急の基本となりました。
また一部の車両は、ラッシュ時に乗り降りをスムーズにするため、2メートルのワイドドアを試験的に作りました。 |
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2000形
1000形でのワイドドア試験により、改良をして作られたのが2000形で、1995年に登場しました。
1000形とほとんど似ていますが、ブレーキ方式が違うため、他の形式と連結することができず、8両固定編成で各駅停車などで走っています。 |
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3000形
2002年から登場した新設計のグループ。
JR東日本のE231系をもとに、バリアフリーや簡単な構造にして車体を軽くしたもので、リサイクルにも優れています。
正面はドアのない平面デザインのため、地下鉄への乗り入れはできません。 |
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4000形
東京メトロ千代田線への乗り入れのため、3000形の前面デザインを変え、非常用ドアを付けた形になっています。
2007年に登場し、10両編成の多摩急行などで走っていますが、今後は6両編成なども作られる予定です。 |